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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第59章 反応
「うっ・・・・」

女が背後に廻っていて、香奈子の身体を起こし、縄を巻きつけていく。

いつもに比べてぎこちない手つきだったが、肌に食い込む程にキツク縛っていく。

「ううっ・・・・くぅっ・・・」

縛られる内に、身体が熱くなるのを感じていた。

黒服の女を見た瞬間の嫌悪感が薄れ、徐々にむず痒い興奮が湧き上がってくる。

「ああっ・・・・あはぁ・・・・」

両手を拘束された時、自分でも妖しく思える程のうめき声が漏れてしまった。

「うふぅ・・・・」

そのまま床に倒れると窮屈な姿勢のまま、何かを待ちわびている事に気がついた。

(わ、わた・・・し・・・・?)

そんな自分が切なく、悲しかった。

同姓に犯される事を願っているなんて。

(わたし、いやらしい・・・・)

欲望がとめどなく溢れてくる。

激しく貫かれた感触がまだ残っているというのに。

(ど、どうして・・・・?)

以前の自分からは想像もできない事だった。

夫とのセックスでさえ控えめで、欲情などとは無縁の人生を送ってきていた筈だ。

竹内に無理やりレイプされてから、全てが変わってしまった。

激しい交わりは薬の効果も手伝って、味わった事のない絶頂を知る。

正上位しか知らなかった香奈子に、男は次々とアブノーマルな快感を植えつけていく。

全身を縄で縛りムチ打つ行為はマゾ本能を呼び覚まし、支配される喜びへと導いていった。

衆目の前で何人もの男達に犯されたり、女同士で交わるショウを強要される内に理性も崩壊してしまう。

罠は周到に計算され、繰り返される淫靡な調教に性奴隷として確実に調教されていったのだ。
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