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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第59章 反応
「あふぅ・・・んん・・・・御主人様ぁ・・」

コックを引き抜いた後もヴァギナを晒しながら、四つ足のまま身もだえ、甘い声を漏らしている。

滴り落ちるザーメンが太ももをぬらしていく。

(ああ・・・・さ、最高ぉ・・・)

ぐったりと横たわる香奈子は満足感に浸っていた。

やはり男の味は格別だった。

人工ペニスの冷たいゴムの感触だけでは、これ程の絶頂は得られない。

まして無理やりとはいえ、夫以外の男と初めて交わった感動と興奮は香菜子にとって特別なものに感じられるのである。

淫乱地獄から逃れたい気持ちと、竹内に飽きられ捨てられる怖さとの間に揺れ動く気持ちも、こうして激しく貫かれてしまえば、その快楽に溺れていくのは必然の事なのかもしれない。

しかし、幸福も長くは続かなかった。

ドアが開かれ、黒尽くめの女が現れたからだった。

「ああ・・・・」

香奈子の表情が切なく歪む。

折角、久しぶりに御主人様とのセックスを堪能していたところなのに。

女は無言で立っていた。

例によって、顔を隠す大きなアイマスクから冷ややかな瞳を覗かせている。

「フフフ・・・・選手交代だな・・・」

竹内はタバコに火をつけると、上手そうに煙を吐きながらソファーに腰を沈めた。

強靭な精力の持ち主である男のコックはエレクトしたまま、香奈子の愛液で濡れた亀頭を光らせている。

恨めしげに見つめる香奈子の視線を感じたのか、言い訳するように呟いた。

「大丈夫さ、後でたっぷり可愛がってやるから」

(そ、そん・・・な・・・)

戸惑う香奈子は、自分の気持ちは違うと言いたかった。

今は、そばにいてほしい。

優しくしてくれなどとは思わない。

只、今日は、今日だけは男の逞しさに支配されていたかった。

同姓との交わりは、余りにもケダモノじみて悲しくなる。

だが、竹内が気づいてくれる筈もない。

全裸のまま、くつろいだ姿勢でこれから始まるショーを待っている。
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