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シャイニーストッキング
第22章 ほつれるストッキング 1 佐々木ゆかり
4 昔とはちがう…
なぜか…
そんな想いが、一瞬、過った。
それは松下秘書に…
敦子の姿が重なったから?
心が揺れ、指が震えてくる。
だけど、今度は…
「さぁ、美冴さん帰りましょう」
この健太の穏やかな声により…
ハッと、意識が、現実に浮上した。
「え、あ、う、うん…」
「なんか、疲れてますねぇ…」
「え、いや、そんな…」
わたしは、そんな、健太と美冴さんの、聞こえてくる会話に…
「ほら、美冴さんは疲れてるんだからぁ、健太、ちゃんと気遣いなさいよね」
思わず、からかい気味に突っ込み…
いや、これは、無意識だった…
どうやらわたしは、美冴さんや、越前屋さんだけではなく、健太にも心を許しているのだろうと思えるのだ。
それに、健太は…
あの『黒歴史』の大学生時代から、わたしを追っかけてきてくれた、かわいいオトコ。
「あっそうだ、明日の決起集会の段取りはバッチリなんでしょう?」
そして、今や、大切な、仕事の片腕的存在。
「はいっ、もちろんバッチリっすよ」
「うん、そう、よかったわ」
「はい、任せてくださいっ」
だけど、やはり、わたしは、矛盾という心の迷いに揺れている…
そう、明日…
明日の決起集会には、あの二人…
大原浩一常務と、松下秘書も参加することになった。
また、松下秘書の姿が、心に巡り、揺れてくる……
あっ…
そんな気配を察知したのだろう、敦子が…
「…………」
わたしを、見つめてきた。
やはり、二人は、似ている……
そして…
わたしは、敦子を……
もう、揺れに揺れ…
支離滅裂になりそうになってきた。
「さぁ、帰りましょうよぉ…」
だが、再び、越前屋さんの明るい声が…
わたしを引き上げてくれる。
「さぁ、美冴さん、帰りましょう…」
それに、健太が、いる……
「ホントに、今夜もエツ来るのぉ…」
そして、敦子も……
「なんか、疲れちゃったわ…」
美冴さんもいる―――
そう、わたしは、あの頃と違う…
周りには仲間がいて、友達もできた…
昔とは、違うはずだ。
『明日、ちゃんと、話してみたら…』
そう、美冴さんに言われた通り…
明日、ちゃんと彼と、話し…
このモヤモヤを…
吹き、飛ばす………
なぜか…
そんな想いが、一瞬、過った。
それは松下秘書に…
敦子の姿が重なったから?
心が揺れ、指が震えてくる。
だけど、今度は…
「さぁ、美冴さん帰りましょう」
この健太の穏やかな声により…
ハッと、意識が、現実に浮上した。
「え、あ、う、うん…」
「なんか、疲れてますねぇ…」
「え、いや、そんな…」
わたしは、そんな、健太と美冴さんの、聞こえてくる会話に…
「ほら、美冴さんは疲れてるんだからぁ、健太、ちゃんと気遣いなさいよね」
思わず、からかい気味に突っ込み…
いや、これは、無意識だった…
どうやらわたしは、美冴さんや、越前屋さんだけではなく、健太にも心を許しているのだろうと思えるのだ。
それに、健太は…
あの『黒歴史』の大学生時代から、わたしを追っかけてきてくれた、かわいいオトコ。
「あっそうだ、明日の決起集会の段取りはバッチリなんでしょう?」
そして、今や、大切な、仕事の片腕的存在。
「はいっ、もちろんバッチリっすよ」
「うん、そう、よかったわ」
「はい、任せてくださいっ」
だけど、やはり、わたしは、矛盾という心の迷いに揺れている…
そう、明日…
明日の決起集会には、あの二人…
大原浩一常務と、松下秘書も参加することになった。
また、松下秘書の姿が、心に巡り、揺れてくる……
あっ…
そんな気配を察知したのだろう、敦子が…
「…………」
わたしを、見つめてきた。
やはり、二人は、似ている……
そして…
わたしは、敦子を……
もう、揺れに揺れ…
支離滅裂になりそうになってきた。
「さぁ、帰りましょうよぉ…」
だが、再び、越前屋さんの明るい声が…
わたしを引き上げてくれる。
「さぁ、美冴さん、帰りましょう…」
それに、健太が、いる……
「ホントに、今夜もエツ来るのぉ…」
そして、敦子も……
「なんか、疲れちゃったわ…」
美冴さんもいる―――
そう、わたしは、あの頃と違う…
周りには仲間がいて、友達もできた…
昔とは、違うはずだ。
『明日、ちゃんと、話してみたら…』
そう、美冴さんに言われた通り…
明日、ちゃんと彼と、話し…
このモヤモヤを…
吹き、飛ばす………

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