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第26章 清野あや 24歳⑤裏切り調教妻

　調教する肛門を綺麗にお手入れしたところで、佐伯はあやにシャワーを使わせた。今日も、楽しい一日になりそうである。

　朝食はまた、佐伯が調えた。あやが炊飯器で翌日の予約をしてくれたので、あとはおかずと味噌汁を用意するだけだ。

　まずは、鮭のハラスを焼く。とろとろの脂が乗った鮭のハラスは、朝食には贅沢だが、寝起き浣腸で消費した体力を養うのには絶好だ。

　グリルの中で旨味を溢れさせていくように、魚の脂が煮え立ち盛大な焼き音を立てていた。

　味噌汁は、芳醇な香りを放つマイタケを煮こむ。

　山の精をたっぷりと含んだ旨味を無限に出すこのキノコは、味噌で煮込むだけで乳白色の旨味成分を沁み出させ、あえかな芳香を放つ。

　そしてタッパーの糠床に、あやが漬けておいた野菜を発見した。みずみずしくも糠の旨味が染み付いた胡瓜を刻み、まだ野菜の歯応えと甘みが十分に残る人参を添え、深めに漬かった茄子を詰めて漬け物の小鉢を彩る。

　かくて朝食三品が完成した。炊き立てのご飯に、マイタケの味噌汁、焼き魚は鮭のハラス、小鉢は三種糠漬け盛りである。