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息子の嫁
第4章 デート(買い物編)

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あれから数日後、今日は彼女と約束をした土曜日で、私の仕事は休みだった。
あの日以来、彼女と気まずい雰囲気という訳ではなかったし彼女は毎晩、晩酌に付き合ってくれた。だが、あの日以来、私が、彼女の大事な部分を触る事は一度もなかった。
何時も通りの時間に起き、台所に行くと彼女が朝食の仕度をしている所だった。
彼女は、エプロンを身に付け甲斐甲斐しく動いていた。
「麗奈さんおはよう。」
「あっ!お義父さん、おはようございます。もう直ぐ出来ますから。」
彼女が、手を止め私の方に振り向き私は、何時ものように彼女を抱きキスをした。
こうして私達は、一日に何度となく、キスを交わし抱き合うそんな仲だった。
キスをした後、私は食卓用の椅子に腰をおろし彼女を見てた。
今朝の彼女は、スカートの上に白い布地に可愛い猫を散りばめたような可愛いエプロンを身に付けていた。
「麗奈さんは、猫が好きなんだね?」
「うん。実家で飼ってたんだけど病気で死んじゃったの。」
「そうか、だから猫のエプロンなんだね?」
「可愛がっていたから忘れられなくて私……」
「ところで智輝は?」
息子は、朝早くゴルフに行ったと彼女が教えた。
「今日はゴルフか……智輝にも暫く、あってないけど、相変わらずなのか?」
「うん。毎日、午前さま。」
「そうか……毎日、午前さまか」
「うん」

