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息子の嫁
第24章 最終章

その夜の、晩酌時は何時もよりも賑やかで、四人で養子縁組の祝い酒を呑んだ。
ここに集った誰もが嬉し涙を流してが特に彼が、お酒に酔ったのか言葉を言う度に、体が左右に揺れうごいた。
「お母さん。お父さん、大丈夫ですか?」
私が聞くと
「よほど嬉しいんだろうから好きにさせて下さい。」そう云われた。
祝いの宴が終わり私達は、お風呂に入り布団に入り話しをしてた。
「麗奈が見た場所が本当にあったなんて私は、今でも信じられない想いだよ。麗奈は、どうだい?」
「駿、私が夢で見た場所が本当にあると想ったの?」
「えっ!じゃあ――あれは芝居だったのかい?」
「駿が、病室を出て行った後、私――ずっと考えてたの…。本当に場所って重要かなって。そうして気ずいたの……。
本当に大事なのは、場所ではなく、出会った人達じゃないのかなって……。だから私、嘘をついたの……。」
「そうか…。麗奈の芝居に私まで騙されてたとは――」
「でも駿が私に、その事を気ずかせてくれたし、時には「嘘は真実に勝る」って駿が私に教えてくれたから
私は、駿を信じて善い嘘をついたの。でもね私、お墓まで持って行くから……。」
「そうだな…。私も、互いの顔を見れば何を考えてるかが分かるなんて嘘をついたから私も、お墓まで持って行くよ…。」
「駿…。」
「なんだい?」
「私が見た夢の場所って、ここにたどり着くための切っ掛けに過ぎなかったんじゃないのかなって気がするの…。
だから私、場所じゃないんだって想ったの。」
「でも私達は、麗奈が見た夢のお陰で、あんなに善い人達と出会えたんだから感謝しなきゃな?」
「うん。そうね……。誰に感謝したらいいのかなぁ――――」
ここに集った誰もが嬉し涙を流してが特に彼が、お酒に酔ったのか言葉を言う度に、体が左右に揺れうごいた。
「お母さん。お父さん、大丈夫ですか?」
私が聞くと
「よほど嬉しいんだろうから好きにさせて下さい。」そう云われた。
祝いの宴が終わり私達は、お風呂に入り布団に入り話しをしてた。
「麗奈が見た場所が本当にあったなんて私は、今でも信じられない想いだよ。麗奈は、どうだい?」
「駿、私が夢で見た場所が本当にあると想ったの?」
「えっ!じゃあ――あれは芝居だったのかい?」
「駿が、病室を出て行った後、私――ずっと考えてたの…。本当に場所って重要かなって。そうして気ずいたの……。
本当に大事なのは、場所ではなく、出会った人達じゃないのかなって……。だから私、嘘をついたの……。」
「そうか…。麗奈の芝居に私まで騙されてたとは――」
「でも駿が私に、その事を気ずかせてくれたし、時には「嘘は真実に勝る」って駿が私に教えてくれたから
私は、駿を信じて善い嘘をついたの。でもね私、お墓まで持って行くから……。」
「そうだな…。私も、互いの顔を見れば何を考えてるかが分かるなんて嘘をついたから私も、お墓まで持って行くよ…。」
「駿…。」
「なんだい?」
「私が見た夢の場所って、ここにたどり着くための切っ掛けに過ぎなかったんじゃないのかなって気がするの…。
だから私、場所じゃないんだって想ったの。」
「でも私達は、麗奈が見た夢のお陰で、あんなに善い人達と出会えたんだから感謝しなきゃな?」
「うん。そうね……。誰に感謝したらいいのかなぁ――――」

