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息子の嫁
第24章 最終章

それから麗奈の身体が、回復するまでと彼に勧めら、ご夫婦の家に泊めてもらいながら私は、慣れない農作業を手伝い彼女は、奥さんと一緒に、食事の仕度を手伝った。
毎食、四人でテーブルを囲みながらの食事は楽しかったし、その後の晩酌も四人で一緒に過ごした。
それから数日が経った頃、私と麗奈が彼に呼ばれた。
二人で居間に入ると、そこに彼の、奥さんも同席していた。
並ぶように私達、二人が座ると彼が話しを切り出した。
「実は、ばあさんとも良く話したんだが、私達の養子になり、ここで一緒に暮らすって言うのは、どうだろう?とても大事な事だから、二人で相談してみてくれないだろうか?」
彼が、云った後、私達は互いの顔を見合わせた。麗奈が私に頷き、私は彼女に頷き私が、彼に言った。
「見ず知らずの私達に、そこまで言って頂き、ありがとうございます。養子のお話、私達の方からも宜しくお願いします。」
「あんたら話し合ってたのかい?」
私が、即答したことに驚いたように彼が私に訊いた。
私と妻は、不思議な事に、互いの顔を見ただけで何を考えてるのが分かるんです。
「ほう!夢の場所といい、養子のお話しといい、こりゃたまげた人達だ。」
そう言い彼が大きな声で笑った。
「熊谷さん。私達は、お二人のことを、お父さん、お母さんと呼んでもいいですか?」
「立花さん。私達を、そう呼んでくれるのかい?」
「はい。私は駿と妻は麗奈と呼んで下さい。宜しくお願いします。」
そう言い頭を下げた。
「駿と麗奈か、いい名前だ。ばあさん、良かったなぁ?」
「じいさんが泣いてますよ。」そう奥さんがいい私達に微笑んだ。
毎食、四人でテーブルを囲みながらの食事は楽しかったし、その後の晩酌も四人で一緒に過ごした。
それから数日が経った頃、私と麗奈が彼に呼ばれた。
二人で居間に入ると、そこに彼の、奥さんも同席していた。
並ぶように私達、二人が座ると彼が話しを切り出した。
「実は、ばあさんとも良く話したんだが、私達の養子になり、ここで一緒に暮らすって言うのは、どうだろう?とても大事な事だから、二人で相談してみてくれないだろうか?」
彼が、云った後、私達は互いの顔を見合わせた。麗奈が私に頷き、私は彼女に頷き私が、彼に言った。
「見ず知らずの私達に、そこまで言って頂き、ありがとうございます。養子のお話、私達の方からも宜しくお願いします。」
「あんたら話し合ってたのかい?」
私が、即答したことに驚いたように彼が私に訊いた。
私と妻は、不思議な事に、互いの顔を見ただけで何を考えてるのが分かるんです。
「ほう!夢の場所といい、養子のお話しといい、こりゃたまげた人達だ。」
そう言い彼が大きな声で笑った。
「熊谷さん。私達は、お二人のことを、お父さん、お母さんと呼んでもいいですか?」
「立花さん。私達を、そう呼んでくれるのかい?」
「はい。私は駿と妻は麗奈と呼んで下さい。宜しくお願いします。」
そう言い頭を下げた。
「駿と麗奈か、いい名前だ。ばあさん、良かったなぁ?」
「じいさんが泣いてますよ。」そう奥さんがいい私達に微笑んだ。

