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息子の嫁
第3章 第三章



私が長い間、心に秘めていた大震災の話しを夕べ、彼女に話したことで今朝の目覚めは爽快だったが

当時、支援物資をトラックに積んで何度となく被災地を訪問し、私が始めて目にした悲惨な光景が今でも目に焼き付き消えることはなかったし

テレビのニュースでは見てたが実際、現場に行くと恐怖で脚が震える程の悲惨さで、あの時トラックから荷物を運び出しながら私は涙が止まらず

汗拭きのために首に掛けてあった手縫いで周りの人に気ずかれまいとして、汗と一緒に何度も目頭を拭いてた。

そんな事を話して聞かせると彼女が、そっと私を包み込むように抱いてくれ最後は、叔母さんを偲び献盃までし酒を酌み交わした。

彼女とは、今まで考えられない程に親密になり何時しか私には、大事な人となり息子の妻であった事が残念だったし今の息子では彼女に、離婚届けを突き付けられてもおかしくない状況だった。

私も彼女と違う形で出逢っていたら、結婚を申し込むに相応しい女性だっただろうと、今はそれが残念だった。

すっきり起きられたのに逆に私の頭がさえ、色々な事が頭の中を駆け巡った。

起き上がり台所に行くと彼女が何時ものように私の弁当を作ってた最中だった。

何時ものように彼女に挨拶し、彼女も私の方を振り向き朝の挨拶を交わした。

彼女に私は、話しを聞いてくれた、お礼が言いたかった。


「麗奈さん…。夕べは話しを聞いてくれてありがとう。」


私は、真面目に言ったが彼女が


「お義父さん…。それってベットで寝ながら練習したの?」

と私を、おちょくった。
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