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息子の嫁
第9章 有給休暇


彼女は、私の作ったお粥を美味しいと言い食べてくれた。

「着替えようか?」

「うん…。お義父さん。箪笥から下着と、パジャマを取ってきて欲しいんだけど……。」

彼女に頼まれ私は、二階に上がり彼女の部屋に入り箪笥の引き出しを開け下着類と、パジャマを持ち部屋に戻った。

「自分で着替えられるかい?」

彼女が少し身体を動かし

「私――まだ無理みたい。」

「そうか。じゃあ私が着替えさせてもいいかい?」

「お願いします。」

汗を掻いた体を拭くために、お風呂場で新たに温かいお湯を用意し部屋に戻ると彼女が、ブラジャーを外した。

ブラジャーを外した彼女の、乳房は汗がにじみ汗ばんでいた。

温かい、タオルで背中を拭き首回りから鎖骨の辺りを拭いた所で私の手が止まった。

「前は自分で拭けるかい?」

すると、イヤイヤをする時のように彼女が首を左右に振った。

「私が拭いてもいいのかい?」

彼女が頷いた。

一旦、洗面器でタオルを洗い色白な形の良い乳房に温かい、タオルを押し当て片方ずつ上から下へと拭きお腹も拭き終えたが

「お義父さん。」

「なんだい?」

「お義父さん。汗を掻いてる。」

「そうか?」

自分でもそれはわかっていた。

冷静さを装ってはいたが若い女性の、身体を拭くのは彼女を可愛がる時とは勝手が違い、緊張し額に汗がにじんだ。
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