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息子の嫁
第7章 夫婦喧嘩
先に風呂場から出た彼女は缶ビールに口を付け飲みながら私を待ってた。

私が台所に入ると冷蔵庫から缶ビールを一本、抜き取り椅子に座った私に手渡した。

「お義父さん。お義父さんは、これからどうしたいの?」

「麗奈。今夜は眠らせないけどいいかい?」

「お義父さん。眠らせない位、麗奈を可愛がってくれるの?」

「どうだい?」

「嬉しいけど私……。お義父さんは、強いから身体が持つかなあ?

「麗奈には、陸上競技で鍛えた体力があるだろう?」

「お義父さん。」

「 なんだい?」

「私の、ココって――どうなのお義父さん?」

「それって麗奈の、ソコは締まりがどうかって事かい?」

「うん。私――男は、あの人しか知らないから……。」

彼女は、そう云ったが私も女は死んだ妻しか知らなかった。

「麗奈の、ソコは締まりがいいと想うよ。」

「本当。嬉しい!!」

「どうしたんだい急に、そんな事を聞くなんて?」

「だって。お義父さんが中々、イかないから私のが緩いのかなって……。」

彼女は、気持ちを昂らせるのが早いって言うか感情を昂らせると、そのままの勢いで直ぐ、イきたがった。

その事を私は、彼女に教えた。

「そうなんだ……。」

「今度は麗奈が、イきそうになったら私が、コントロールして上げるから一緒に楽しもう?」

「うん。」

「麗奈。立ってごらん。」

彼女を椅子から立たせ彼女を抱き寄せ、食器棚のガラスに映る私達の姿を彼女に見せた。

「どうだい?」

それは偶然だった。

今までも、こうしてガラスに映ってた筈なのに、それを気にした事もなければ、意識した事もなくましてや、ここで彼女を可愛がろうと想ったこともなかったが

私に、缶ビールをと椅子から立ち上がった彼女の姿が綺麗に磨かれたガラスに映ったからだった。
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