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ディープフォレスト
第4章 言霊


「ごめん、エバー。……大丈夫か?」


果汁にまみれているエバーが
怪我を負っているのかどうか
見分けがつかない。

エバーは
ゆっくり立ち上がると
泣きそうな顔をした。


「アキト。私、アキトを殺せない」


ここまで
追っては来たが
殺すためではないと

最初に言い切った。


アキトは
エバーが愛しくて
胸が苦しくなるのを感じた。


「一緒にいたいの」


手が届く距離まで来て
エバーは俯く。

最後の一歩が
近付けない。


「後悔しないか」

「そんなのわからないよ。でもアキトといないと、絶対後悔する」


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