この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第62章 愛おしいあなたに……



「えっ……」


想定外の出来事と真面目な顔つきで視線を向けられて驚き、私は目を大きく開いてしばらく口を閉じることができなかった。


そのまま動けずにいるとソラ先輩は椅子から立ち上がって他の部屋に行ってすぐに戻ってくる。


でもその戻り方はぎこちなくて、両手を後ろに回して何かを隠しているようだった。


椅子に座っている私の前に立つけれど、持ってきたそれはまだ見せてくれない。



「なんですか?」


「いや、風子こそ話したいことがあるんだろ。俺が後の方がいいかな?」


「いえ……、私の方は急ぎではないので先にどうぞ……」


手のひらを向けて順番を譲るとソラ先輩がすぅっと深呼吸したように見えた。



「風子は一人しかいないってことは分かってる。でも今のキミにまだ言っていなかったことがあるんだ」


「言っていなかったこと?」



「うん。明日は何の日?」


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ