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愛おしいキミに極甘な林檎を
第61章 真実の愛と花嫁の決意



抵抗もできないまま、スカートもたくし上げられて容赦なく肌色のストッキングがビリビリと引き裂かれていく。


太腿が露わにされても気にすることができないほど、何かに叩かれ続けるように頭が痛くて意識が朦朧としている。


そんな中、目を動かして周囲を確認すると近くには派手だけどボロボロの広いベッド、ソファ、古いテレビが置いてあった。


見た感じホテルの部屋に似ている。


でも灯りはついていないし、窓ガラスは割れているから廃墟と化したラブホテルだと思った。



自分で動くことができない私は、新くんのされるがまま体に触れられていく。


「どうして…そんなに…恨むんですか……。憎んで生きていくのは…悲しいだけです……」



「前に話したじゃないですか。ボクの人生を滅茶苦茶にしたからですよ。

それに、大空さんだってボクのことを恨んでいるはずです。

お姉さんを襲っただけでなく、ネット上で噂になったことによって普通の生活を送れなくなるほど不幸になったんですからね」


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