この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蜜会
第4章 満たされる

数分後、お湯がたまったからおいで、と呼ばれて脱衣スペース……洗面台のほうへまた行く。
「一緒に入ろう?」
「いいよ」
義樹はやった、と子供みたいな口調で私の肩に手をかけ、キスしてきた。
ああ、お風呂に一緒に入って、何もしないわけない。
お湯の中でエッチ。
想像しただけでまた疼く。
「脱がしてあげよう」
上機嫌の義樹は私のワンピースの前を開けてボタンをぜんぶ外し、すとんと床に落とす。
その中から薄い水色のシースルー素材のスリップが出てくる。
一応セクシー路線を狙ったけどやっぱり、黒とかのほうがよかっただろうか。
「今日はいっそう、可愛いの着てるね」
「可愛い?」
「うん。……どっちかというと、かなりセクシーだ」
よかった、「セクシー」だって。
そうじゃなきゃ困る。
「瑠璃ちゃんと風呂に入りたかったんだよ」
そこで、私はさっきの会話でちょっと引っかかっていたことを聞いてみた。
「娘さんが一緒に入ってくれないから、私と入るの?」
「ああ」
ごめんね、とバスルームの前で棒立ちのままの私を抱き寄せた。
「無神経だったね。女の子のこと、本気で好きになるなんてもう十年以上なかったから、言っちゃいけない言葉もわかんなかったし」
「うん」
耳たぶに唇を寄せ、義樹が言葉を続ける。
触れられた耳が熱くなってゆくのがわかる。
「こんなに可愛い子を、どう扱ってあげればいいのかも忘れていたんだ。……怒った? お風呂、やめる?」
「ううん、許してあげる」
髪が濡れるので、全部脱いだあとアメニティの中にあったヘアゴムで髪をまとめ、義樹に続いて浴室に入って行く。
「えっ!」
バスルームには、二人で余裕で入れる丸いジャグジー型のバスタブがあった。
私が驚いて声を上げたのは、床に何やらピンク色のマット……風俗店にあるような、空気を入れるタイプのものが置いてあるのだ。
「一緒に入ろう?」
「いいよ」
義樹はやった、と子供みたいな口調で私の肩に手をかけ、キスしてきた。
ああ、お風呂に一緒に入って、何もしないわけない。
お湯の中でエッチ。
想像しただけでまた疼く。
「脱がしてあげよう」
上機嫌の義樹は私のワンピースの前を開けてボタンをぜんぶ外し、すとんと床に落とす。
その中から薄い水色のシースルー素材のスリップが出てくる。
一応セクシー路線を狙ったけどやっぱり、黒とかのほうがよかっただろうか。
「今日はいっそう、可愛いの着てるね」
「可愛い?」
「うん。……どっちかというと、かなりセクシーだ」
よかった、「セクシー」だって。
そうじゃなきゃ困る。
「瑠璃ちゃんと風呂に入りたかったんだよ」
そこで、私はさっきの会話でちょっと引っかかっていたことを聞いてみた。
「娘さんが一緒に入ってくれないから、私と入るの?」
「ああ」
ごめんね、とバスルームの前で棒立ちのままの私を抱き寄せた。
「無神経だったね。女の子のこと、本気で好きになるなんてもう十年以上なかったから、言っちゃいけない言葉もわかんなかったし」
「うん」
耳たぶに唇を寄せ、義樹が言葉を続ける。
触れられた耳が熱くなってゆくのがわかる。
「こんなに可愛い子を、どう扱ってあげればいいのかも忘れていたんだ。……怒った? お風呂、やめる?」
「ううん、許してあげる」
髪が濡れるので、全部脱いだあとアメニティの中にあったヘアゴムで髪をまとめ、義樹に続いて浴室に入って行く。
「えっ!」
バスルームには、二人で余裕で入れる丸いジャグジー型のバスタブがあった。
私が驚いて声を上げたのは、床に何やらピンク色のマット……風俗店にあるような、空気を入れるタイプのものが置いてあるのだ。

