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蜜会
第3章 溢れる
「正直言うとね、この前は本当に、我慢するのが大変だったんだ」

「うん」


 私も、とは言わずにベッドに寝転んだまま安宅さんを見上げた。

 安宅さんはベッドに腰かけ直し、私の肩や太ももを撫でる。


「駅で、昨日会った可愛い子とばったりまた会えるなんて運命かなぁって思いながら家まで送ってあげたら、部屋に入れてくれるしさ。思い切って抱き寄せたら拒否しないし、そのままキスしてもいやがらないし。これはもう最後までしちゃおう、って思ったら……」

「お父さんの電話ね」


 何であのタイミングでかかってくるかなあ、と丸めたティッシュをゴミ箱に投げ入れる安宅さんは心底、悔しそうな顔をした。


「やっぱ、娘のピンチには勘が働くのかな?」

「知らないよ、自分もお父さんなんだからわかるでしょ」
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