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埋み火
第1章 忍び火
「ほら、元気になっちゃった」

「うわ、さっきからまだ十分も経ってないだろ……」


 衰えを感じることが多い、これくらいの年代になると「すぐ復活する」というのは喜ばしいものなのだろう。

 博之の顔を盗み見ると、再び元気よく天井を向いた己を見て非常に嬉しそうだった。

 いろいろな面で若さを失い、昔のようにはいかないことをいつも嘆いていたが、霧子との濃厚なセックスで精力が蘇ってきたことは博之にとって自信回復にもつながっているということだ。


「次は、最後まで私がしてあげるね」

「うん……」


 霧子はとびきり舌を早く小刻みに動かして裏筋を刺激した。

 また陰嚢を優しく揉みながら会陰部を広くぐりぐりと押して刺激することも忘れない。

 案の定、射精直後の敏感な状態の博之はさっきよりも派手に体を跳ねさせて声を上げた。

 その震え方は、寝入りばなの人間が体をびくっといわせるのに似ている、と霧子は思った。


(あんまり強くしすぎると、明日ヒリヒリしちゃって気持ちよくなれないから……)


 また、すっぽり口の中に先端部を含むとさっきよりも弱い吸引力でバキュームを始める。


「う、あああっ」


 ちらりと顔を上げると、博之は絶え間なく襲いくる快感に顎をのけぞらせて腹筋をまたびくびく震わせ悶えている。


(さっきより感じてるっぽいわ、嬉しい)


 刺激を受け、だらだら垂れ流されるほのかに塩気のある先ばしりの汁を舐めているうちに霧子は「やっぱり、こっちに欲しい」と博之の上にまたがった。


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