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埋み火
第1章 忍び火
「じゃあ、きりのお尻、見せて」

「うん」


 そのままほったらかして休むのも申し訳ない。

 白くすべすべした桃のような霧子の柔らかい尻がうつぶせの状態から高く突き出されると、ふたつの丘を撫でてまずは肌の感触を楽しんだ。

 手触りがいいのもさることながら、蜜にまみれた貝の口がぱっくり開いて博之を欲しがっているのと、花びらとおなじアーモンドピンク色をした可憐なすぼまりが丸見えだから視覚的にも刺激が強い。

 もう一度、と思って膣に指を挿しいれるとやはりびくんと体を震わせて切なげな声を漏らしながら霧子は尻を振った。


「ンっ」


 だが、一度太いものを入れてしまったあとでは霧子は指くらいではさほど感じないようだ。

 膣の中そのものは鈍感な器官らしいので、霧子にとっては「博之そのものを体内に入れている」ことが快感につながっているためだ。


(ああ、すげえいい眺めだ。しばらくこの絵だけで何もいらねえな)


 指を動かしてやれば尻をよじらせてあえぐ霧子を見ていると次に会えるまでどころか、もう何年でも生身の女とのセックスなんかなくてもいいと思えた。

 多感な年ごろの娘もいるさして広くもない家で嫁を抱くこともそうそうなくなった。

 性欲の処理はもっぱら、スマホの無料アダルト動画を見ながらトイレで済ませる。

 だが霧子とのセックスの記憶だけで博之はこの半年ほど自慰にふける夜が増えた。

 想像の中で霧子はいつも丹念にフェラチオをしてくれるし、バックで突かれて激しく悶える。

 そしてそれは男に都合のいいAVの世界でのワンシーンではなく、博之が味わっている甘美な現実のプレイバックなのだ。
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