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埋み火
第1章 忍び火

「おいしいよ」
「ん……」
「今日も清楚だ、見た目だけね」
目を閉じた霧子の顔をしげしげと見ながら、博之も二か月ぶりのキスを楽しむ。
女性の唇はもっとも性的なパーツだというが、確かに霧子の体でいちばん魅力的でエロティックかもしれない。
この唇とほどよいボリュームの体つき、そしてセックスの相性で博之を骨抜きにしているが、性格でいえば「顔立ちやファッションはおとなしく清楚だが体は感じやすい」のもまた魅力だと思う。
普段はしっかりしているかと思えばべったり甘えたり泣き言を言ったり、そして行為の前にはさんざん恥らっておきながらも腕の中に納まるとかわいらしく「もう一回」とすがりついてキスしてくるギャップにすっかりやられてしまっている。
霧子のおねだりはわかりやすい。
潤んだ目で博之の唇に吸い付いてくるからだ。
上目使いで濃厚なキスばかりしてこられたら、博之も年がいもなく二回戦・三回戦と挑んでしまう。
「ん……」
「今日も清楚だ、見た目だけね」
目を閉じた霧子の顔をしげしげと見ながら、博之も二か月ぶりのキスを楽しむ。
女性の唇はもっとも性的なパーツだというが、確かに霧子の体でいちばん魅力的でエロティックかもしれない。
この唇とほどよいボリュームの体つき、そしてセックスの相性で博之を骨抜きにしているが、性格でいえば「顔立ちやファッションはおとなしく清楚だが体は感じやすい」のもまた魅力だと思う。
普段はしっかりしているかと思えばべったり甘えたり泣き言を言ったり、そして行為の前にはさんざん恥らっておきながらも腕の中に納まるとかわいらしく「もう一回」とすがりついてキスしてくるギャップにすっかりやられてしまっている。
霧子のおねだりはわかりやすい。
潤んだ目で博之の唇に吸い付いてくるからだ。
上目使いで濃厚なキスばかりしてこられたら、博之も年がいもなく二回戦・三回戦と挑んでしまう。

