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愛されたくて ~わたしってイケナイ人妻ですか?~
第13章 マリ…喪失まで

夜に逢うマリは
いつもよりも素敵に見えて
ちょっぴり緊張してしまう。



当然のことながら
サングラスはかけていない。



蒸し暑い夏の夜
少し汗ばんだマリの香りが
風に乗って漂ってくる。



今夜は
私だけのマリなんだ。



そう思うと
自然に頬が緩んでしまうのを
抑えることは出来なかった。



洒落たレストランで軽めの食事をとり
私達は早々とホテルにチェックインした。



マリは部屋の冷蔵庫から
缶ビールを取り出すと



『飲む?』



と聞いてくる。



少しでも緊張を紛らわせたくて
私は素直に頷いた。



プシュっとプルトップを空ける音がして
私の頬に冷たい缶ビールが触れる。



驚く私にくすっと笑うと
マリは一口だけ飲んで
私に缶ビールを渡した。



「マリは飲まないの?」



『男としての機能がね。アレだから』



そう言って
笑いながら私の隣りに座った。



冷たいビールが
喉を潤していく。



そんな私を優しげな表情で見つめるマリ。



ビールに酔う前に

マリに酔ってしまいそうだった…。




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