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愛されたくて ~わたしってイケナイ人妻ですか?~
第12章 マリ…2度目の約束

私が好きなように
動いているんじゃなくて
マリの好きなように
私が動かされている。
でも、そんなふうに
私を求めてくれていることが
とても嬉しくて
このままマリと一緒なら
いつまでも
快楽の海に溺れていたいとさえ思った。
マリなら私を満たしてくれる。
ううん。
マリだけが
私を満たしてくれるんだ。
ほら
私の身体の全てが
マリを受け入れ
マリで満たされていく。
「…マリ
…お願い
一緒…に…」
そう言った私の表情を
じーっと見ていたマリは
何を思ったんだろう…?
『じゃあ、イクよ?』
そう言うと
私をベッドに押し倒し
激しく腰を動かし始めた。
私の奥の
さらに奥まで
貫いてしまいそうな勢いで
マリは休むことなく
深い部分を攻め続ける。
パンパンと打ちつける音を聞きながら
すぐに昇り詰めそうになってしまうのを
必死で我慢していたけれど
限界はもう…
すぐそこまで近づいている。
「マリ
いっちゃう
ねぇ。一緒に…」
その言葉を合図のように
深い部分を素早く動かして
『…じゃあ、イクよ?
みゆきも一緒にね』
私はシーツを掴み
身体を思いっきり反らせると
全身を痙攣させて昇り詰めた…。
マリも同時に果てて
私の上で大きく息をしている。
しばらくして。
頭の中が真っ白になった私の耳元に
…マリの言葉が落ちてきた。
『好きだよ
みゆき
愛してる』
優しくキスをした後
彼の腕の中に包まれて
その温もりに溶けてしまいそうになる。
このとき。
私はこの幸せが
いつまでも続くと思っていたんだ…。

