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愛されたくて ~わたしってイケナイ人妻ですか?~
第12章 マリ…2度目の約束

お互いの唇の感触を
好きなだけ楽しんでいたとき

マリが少しずつ
腰を動かしていることに気がついた。



と言っても
ほんの僅かに上下させているだけ。



私がマリの顔を見上げると


『あ、気がついた?

じゃあ、みゆきも一緒に』


そう言って笑うと
私の脚をほど良い位置に置いて

私の腰を掴むように持って
ゆっくりと動かしてみせた。


『こんなふうに動いてみて』


つい先ほど
イッたばかりの私には

その刺激は少し強すぎて
動くのもやっとの状態だったけれど…

まだイっていないマリに
少しでも気持ち良くなってほしくて

マリが促すままに
ゆっくりと腰を動かしてみる。



『好きなように動けるでしょ?』



私の動きをサポートするように
マリの手は腰に添えられたまま…。



時々、マリの突き上げるような動きに
声にならない声を上げながら

ただマリを悦ばせたくて
マリの手の動きに従った…。



イキそうになると
動くのをやめて
マリにキスしたりして…。



腰に添えられていたマリの手は
いつの間にか…
しっかりと私の腰を掴んでいて

大きくスライドさせるように動かしたり
たまに円を描くように動かしたり…

私はイキそうになるのを
こらえようと大きく息を吐いた。



『好きなように動ける』



って言ったのマリだったよね?(笑)






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