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愛されたくて ~わたしってイケナイ人妻ですか?~
第12章 マリ…2度目の約束

男は愛情がなくても
女を抱けるけれど

女は愛情がなければ
昇り詰めることは出来ない。



それがわかっていたからこそ
私は…
自分の気持ちに
気づいてしまったんだ。



そして…
気づいてしまったからこそ
急に…
それを失うのが恐くなって…。



私はただ…
このときは
マリのそばに居られるだけで
いいと思ったんだ。



マリにとって
たくさんいるかも知れない
セフレという存在の中の
一人でも構わない。



マリにとって
気まぐれに抱ける女

そんな関係でもいいから…


たまに逢って
愛されていることを
感じさせてもらえるなら…

多くを望んだりは
決してしないから…。



『みゆきってスゴイね!

 バナナだったら
 簡単に切れるんじゃない?(笑)』


そんなふうに言ってくれるのも嬉しかった。



どんなところでもいいから
私を気に入ってくれたことが
ただ嬉しかった。



自分ではあまり自覚はないけれど
マリがそう思ってくれるなら

それを武器にして
マリを繋ぎとめておけるかも知れない。



そんなことを考えたりしながら…。



こんなに素敵な
マリという存在に
出逢えたことがただ嬉しくて…


マリの腕の中で
すごく幸せな気持ちに包まれていた。



マリの心臓の音を
間近に聞きながら…。



なんだか急に恥ずかしくなって
シーツで身体を隠したりして…。



腕枕をしてくれているマリの腕を
私はそっと掴んだ…。



この腕が…

私から…

離れていかないように…。






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