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《リベンジ★ラブ》
第3章 スイートホーム?
いつものをくれ、綾香は先輩のその言葉に財布からこれで縁を切るという意味で1枚差し出した。
『もううんざりなんですっ、こういう事これが最後にしましょう』
言いながら札を持つ手がふるえた。

『うんざり?最後?後輩の分際で何様?財布よこせよっ』
先輩はイライラしている上に後輩からしかも彼女という立場にある綾香にそう言われカッとなり札を奪いポケットにねじ込み財布を奪いすべてを奪いとり空の財布を道端に投げた。

綾香はソレを拾い中を確認すると何もなくなっている事に愕然とし怒りの感情しか出てこない。
立川株式会社までの定期の期間は数日残ってはいるが駅前とは違う経路だ。

先輩は遊べる元を手に入れスキップしながらジグザグに進んでいる。

その後ろ姿に向かって彼女は叫んだ。
『さよならっ!もう永遠にさよならだからっ!』

『こっちからふってやらぁ!真面目ブスっ!』
聞こえたのか先輩が叫んでいる。

綾香は暗い夜道を街灯を頼りに1時間半かけて歩き帰宅した時には日付が変わり1時半をまわっていた。
電気をつけ脱いだパジャマが椅子に掛けられている。

部屋を出る前は先輩と対面する事が怖くて仕方なかった…
財布の中は何もないけどあのいやしい先輩とこれで縁が切れたんだ…
よく頑張ったね、あたし…
家賃を払おうと財布に入れていたものはなくなってしまった、プラス1枚…
たぶんお母さんお父さんに頼ると余計に心配をする…
それは直人兄だって同じ…
唯にはもちろん友達だから頼れない…

痛いな〜同じ金額をおろすって…
明日から節約生活かなぁ…もっとも贅沢な生活等してはいないけど…

「真面目ブス」
歩いて汗だくになったのでまた風呂に入りなおし身体を洗いながら思い出すのはその言葉。
真面目・優等生というレッテルを中学生あたりから気にしていただけに彼女は傷ついた。

ブスはいいよ、かわいいとか思っていないし人並みかソレ以下だと思うから…
真面目だと思われていたんだ…
言葉にせずにずっとあたしの事を心の中で、または他人へそう言って嘲笑っていたのかもしれない…
きついなぁ…
なんでお母さんみたいにきれいでかわいく生まれて来なかったんだろう…

そんな事を考え思い悩み髪を乾かしながら泣いた。

彼女が眠りについたのは3時をまわった。

当然のごとく綾香は寝坊して起きたのは10時を過ぎた頃慌てて顔を洗いに急ぐ。
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