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《リベンジ★ラブ》
第1章 目の前に立つのは…
ご飯を炊きかけカレーを作り始めた綾香は日頃のストレスを料理をする事で穏やかな気持ちになって混ぜながらカレーのルゥが溶け出しとろみがついてきたのを確認し嬉しそうに笑みが出る。

一人暮らしなのに6人前、考えなしに森部家でなら2杯おかわりをすればなくなる量を無意識に作ってしまったのだ。

唯食べるかな…
あたしだけ隣の県に来てしまってる無理だわ…
今日の夜と明日の昼カレー後は冷凍しよう…

その時メールを知らせる着信があり手を拭いた後に読むとそれは大学の先輩で今の彼氏からだ。
『近くにいるけどさ夜飯おごってよ』

『近くって駅前ですか?支度して30分待ってもらえますか?』
久しぶりの誘いに期待にメールを打つ手がふるえる。

『駅前だけど後輩のくせに30分も待たせるつもり?』
すぐ返事がくる。

『あの料理をしていたので普段着では出られませんよね?だから…』
相変わらず上から目線の物言いに手がこわばり打つ文字を間違えてしまう。

『何?』

『カレー』

『ふぅん』

それっきり返事はなく綾香はとりあえず着替えTシャツにジーパンからワンピースに着替え駅前にバスで向かった。

服をみていた先輩の後ろ姿に綾香はローファーの黒の靴音をさせないように近づき先輩っと声をかけた。

バサッ、手にとりみていた服を地面に落とす先輩はビックリした様子で綾香をみて舌打ちをする。
『声かけるから落ちたっ、森部が弁償すれば?』
ヤシの実のアロハシャツに膝丈の着古した短パンに素足にスニーカーの先輩が服を指差し言い放った。

彼女は床に落ちた4980円の服を払う為にレジに向かい汚れていない服に首をひねるも店員がタグを切ってにこやかに金額を言った為に渋々お金を払った。
『古着も一点ものですから彼氏さんへのプレゼント用にラッピングしてあげますね』
いそいそと段ボール色の袋にくしゃくしゃの紐で結んで営業スマイル。

先輩絵の具で塗ったような絵柄のシャツが好きなの?
あたしにはちょっと…だけどこれを言ったら怒られそうな気がする…

『まっ、いきなり声をかけた森部の詫び、今度からしないように…さっ飯おごってくれんだろ…何食べるかな…高いもの……な〜それにおうんだけどカレー?』
先輩は服を受け取り怪訝そうに口をへの字にする。
さも後輩のお金で高いものを食べようと思案し始めたとこだっただけに機嫌が悪くなる。
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