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《リベンジ★ラブ》
第4章 困惑…スイートホーム
『リベンジ★ラブ?もう一度やり直すの?』
綾香は内心ドギマギしながら普通をよそおい聞いたが膝においた手はふるえていた。

『悪くないだろ?偶然だけど入浴シーンをみられてどう思った?』
中川は普通に話していて動揺すらない。

『いきなり入ってこられるからビックリして……』
綾香は30分前の事を思い出し赤くなった。

『ビックリしただけ?嫌じゃなかった?』
ニヤついている。

『こっちの答えがわかっているみたいにニヤニヤしないでよ…茶髪くんだから信じてた…』
信じてた、そう言って更に顔が赤くなりうつむく。

『信じていたんだ?へぇ〜…やっぱりリベンジしないとさ…このままじゃお互いに不幸だし前に進めないよ?』

『大人みたいな言い方して…』

このままじゃお互いに不幸?たしかにあたしも…
途切れたあの想いを前に進めるか辞退するか…

『宮川春樹の事も忘れて俺が女子からせまられてた事も忘れてあの卒業式から止まったままの日常と気持ちを前に進めてみない?』
彼は少し寄ってきて綾香を間近でみつめた。

きれいな顔・クレヨンで塗ったような茶髪・成人している体格を意識すると抗えるはずない…
今までクラスの男子も誰も相手にしてこないのになんでこの人はあたしを相手にしてくれるの?
告白される事が多い人気だった茶髪くんがあたしを?…
絶望的だった卒業式からずっとこんな瞬間はありえないと思っていた…
憎いと思いながらも心の奥底では好きだったのかも…

『茶髪くんがそう言うなら…』

『投げやりだな…リベンジ★ラブしたくない?』

『絶望的な日々も時々こんな瞬間を夢みていたのかもしれないと今思った……』

『今思ったの?頭が良くても恋愛はダメ、満点じゃない…俺でなくちゃダメなんだよ綾香は…』

Tシャツに短パンというお互いラフな格好をしている事は忘れたかのようにお互い少しずつ少しずつ近づいていく。

あの中庭での初々しいキスのようにぎこちなく顔を寄せ合い2人は唇をあわせた。

想いを思い出すように少しずつ相手の呼吸に合わせていく。

『寝ようか?』

『茶髪くん…』

『わかってる…俺も経験はないから……』


その夜は綾香の部屋は使われる事なく中川の寝室でほのかに照らす2人が挑戦し出来ずに笑い合い、それでもお互いの温もりがほしくて添い寝した。

翌朝お互いに恥ずかしく綾香は布団に体を隠した。
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