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《リベンジ★ラブ》
第4章 困惑…スイートホーム
『綾香は普通どうり家政婦の仕事をのんびりしていればいいよ…俺は昨夜読めなかったファイルに目を通してから行くよ、朝飯もいい』
前にみてしまったようなままの、裸のままトランクスを履き出ていく。

『茶髪くんっ…パンくらい焼いてあげる』
その声は届かずにそろそろとベッドを出て下着に服を順に身につけていく事が昨夜の事を思い出すようで顔が火照る。

彼女がリビングに降りると彼は焼いてないパンをかじりながら熱心に読んでいてページをめくっているが身につけているのはトランクスだけ。

『喉に詰まるよ、烏龍茶』
綾香は邪魔にならないスペースにコップを置いた。

『…!?、ん…ありがとう』
彼はソレを飲みながらパンをかじる。

あたしは毎朝この人にパンを焼いてまともな食事を出してあげたい…
ギュッとしたいハグを我慢して彼女は彼をみつめた。

7時50分、出勤する車を外に出て見送った。

スーツ姿の茶髪くんは誰よりもかっこいい…
『さぁ洗濯っクリーニング店と…今日から夕ご飯の支度して待っていよう』
綾香は家に入りながら夏の陽射しに手をかざし笑った。

茶髪くんと一緒にいたい…

リベンジ★ラブ?
そうだわ、お母さんお父さん直人兄や唯に仲直りしたと電話しようっ!
茶髪くんの事を何度も言ってくれていたけどあたしは耳をかさなかった事を許してもらえる?

夕方ハンバーグを焼いて野菜サラダを作り終え洗い物をした後彼女は久しぶりに両親へ先に電話をした。

『そうっ…良かった!仲直りしたの…綾香が中川くんの事は話さないでって言われてお父さんと心配していたの…良かった…良かった…お父さんはまだ仕事から帰っていない…待って帰ってきたわ、稜さん綾香から電話なのよ』

『えぇ?綾香から?のり子それは本当?』

『早く出てあげて…本当にあの娘ったら…』
涙をエプロンで拭きながらスマホを渡している。

『綾香っ?お父さんだよ、しばらく話していないかな…ずっと気にかけていたんだのり子と…』
感極まり鼻をスンッとすするがティッシュで拭う。

『ごめんね…ごめんね…あたしが子供なばかりに…電話して来ないでなんて言って』
綾香は泣きじゃくった。

立川株式会社から干され2か月程実家にいた綾香だが卒業式のあの出来事から中川悠哉の事はタブー視されている事が続いていてあたらず触らずのうわべだけの会話だっただけに感極まったのだ。
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