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《リベンジ★ラブ》
第4章 困惑…スイートホーム
あの頃高校の中庭で一緒に食べる事が学校生活で楽しみな出来事だった…
だけどそれは誰かが通りかからないかいつもヒヤヒヤしていた…
それはこの場所があたし達だけの場じゃなく生徒全員が座って眺めていい所だったから…
いつ、誰が、あたし達…ううんあたしが男子と座ってご飯を食べているとか言われでもしたら?といつも思ってた事…
キスをされると嬉しくて応えそうになるあたしはとても悪い娘で淫らで、そんなあたしをみてくれて良いのは茶髪くんだけでいいと…

中川がそんな風に昔のような時間が嬉しい、と言われ綾香は昔の自分の想いを思い出したようだ。

一緒にご飯を食べれてる中庭の時間がとても大事で愛おしいと…

『今日早く帰ってくるの?』

『な、何だよ…急に…』
烏龍茶をむせそうになりコンコンと咳をする。

『少し話してもいいかなって…』

『話してるじゃん…』

『ううん、卒業式の日の事…そして2人なんで離れ離れになった事なんかを…』
きまり悪そうにそっぽを向きながらもはっきりと言う。

『……出来るだけ早く済ませるようミーティングもきり上げるよ』

『ううん、茶髪くんの都合のいい時間でいいんだから』
綾香は赤くなる。

それはいつでも自分はここにいると気づいたからだ…

『昨日言ってくれたらスケジュール調整出来たのに…悪い、遅くなったらごめん…』
そう言ってチラッと時計をみて席を立つ。

『いいよ、あたしの仕事場はここだもん、多少遅くなってもいいよ…急に提案したのはあたしだから』
綾香も席を立ち中川を見送る為に玄関まで行く。

『ごめんなっ、先に謝っとく』
手をあげてカバンを持ち午後の仕事の為に家を出ていく。

『いってらっしゃい』
綾香はついそこまで出てみていた。


『家政婦さんじゃなくて中川さんのとこいつの間にお嫁さんもらったの?』
通りかかった品のいいオバサマがそう綾香に向けて言うのだ。

『あ、あたしか、家政婦ですからっ…中川さんのお嫁さんじゃなくて…』
手をパタパタ動かし否定するも顔は赤くなる。

『外までお見送りに来て仲がよろしい事で…』
ニコニコ笑って立ち去って行く。

ち、違うのに…違うのにぃ〜…
あたしと茶髪くんは仕事だけの繋がりで雇用が切れたらあたしはここを出ていくかもしれないのよ…
ねぇおばさ〜ん誤解しないでぇ〜

周りからみればそうではない雰囲気なのだろう。
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