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《リベンジ★ラブ》
第4章 困惑…スイートホーム
綾香は熱心にスマホでニュースをみる中川が信じられずにソッと彼の背中の方に周り覗き込む。

あっ真面目な経済情勢…
後ろ側からみる茶髪くんの顔今更だけど整ってるんだ…
真面目な表情…
成瀬コーポレーションで広報のプレゼンについていった時の茶髪くんだ…
ううん、コレは意地の悪い茶髪イケメンさんよ…

1ページを5分で読み次のページに移ろうとした時に彼が後ろを向いてあたしをジッとみるものだからごみを拾うフリをして彼の目線を交わした。

『ゴミが落ちてて…』
笑って誤魔化す。

『何処にゴミなんか落ちてんだよ、手に持ってねぇじゃん…後ろから俺が経済情勢を読んでるのをもの珍しく見てたんだろ…昔の俺を知ってる奴ならどいつもこいつも…』
キッと睨んでスマホを閉じスーツのポケットにしまい込む、そしてカバンを持ち玄関に向かう。

『茶髪くんっ!ごめん、ごめんねっ!そんなつもりじゃ…何処に行くの?まだ7時50分だけど』
慌てて玄関に行く。

『会社に行くんだよ、渋滞するし……成さんにだんだん認められても昔の奴らは俺をまだ赤点の常習組だと思ってるからさ…慣れてるし気にすんなよ』
彼は笑って手をあげて出ていく、2分もすると車のエンジン音がし砂利をジャリジャリと踏み向きがかわり出る気配。

綾香はドアを開け車が遠ざかっていくのをジッとみて自分の好奇の目と行動が彼を嫌な気持ちにさせた事に罪悪感を感じた。

食器を洗い洗濯をやりかけ、冷蔵庫の食べられない生ごみをネットに移し水気を流しに放置して抜いていく。
2階にあがり2時間前までそこで寝ていたであろうベッドの真ん中のシーツがかすかにシワになっているソレをなでた。

『ごめん…あたしは優等生、茶髪くんは劣等生で昔から嫌な思いをしていた事を高校生の頃気がついていたはずなのに…あたしはさっき言葉にしなくても後ろからみるという行動にうつってしまった…最低だな…あたし…』
胸の奥がきゅううっと苦しくせつなくなる。
彼女は5分そこに座り周りを見渡すと読み込んだ成瀬メモのノートがベッドサイドのテーブルに置いてあった。

「成瀬メモを読み込んでだんだんと部下らしくなって」
成瀬と話した中でそのような言葉が思い出された。
茶髪くん本気で成瀬コーポレーションの役にたとうとしているんだね…
偉いよ…偉い…
あたしは何をやっているんだろう…
三流大から転がり落ちてる…
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