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第7章 おねだり

「…………」
「……？　ど、どうかしたの？」

「……っ……ぁっ……その……
な、何でも……にゃい……です……」

ヤバい！　どうしよう！
今、物凄いこと想像しちゃったッ！！
～～～っ！
っていうか今私噛まなかった？
いや、そんなことどうでもいい。
絶対負けられない！

「顔、いつも以上に真っ赤だよ？
そんなに変なこと考えちゃったの？
まあでも、それくらいの方がやりがいあるでしょ」

……相変わらずのドS精神。
そういう人ほど自分は安全だと思って、自分が
勝った時のことだけ考えてる。
私が勝ったら、泣いて詫びるまで
何回でも絶頂させてあげるんだから。