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優しいヒトに虐められてます。
第7章 おねだり
「ぁっぁっ、んんぅ……」

何でだろう……
どうして彼は、こんなにも私の――女の子の身体を
気持ちよくするのが上手なんだろう……
こんなに気持ちよくされたら、トウキくんの指を
忘れられなくなっちゃうよ……

トントン、トントン……

彼は一定のリズムで
ハルのクリトリスに振動を与え続ける。
それがハルにとって――多くの女の子にとって
至福であることを知っているかのように。

「トウキくんって……んっ……こういうこと……
他の女の子とも……ぁっ……したこと、あるの?」
喘ぎを堪えながら何とか尋ねる。

「こんな時に興ざめするようなこと言わないでよ」
「あ……ごめんなさい……んっ」
少々ご機嫌を傾かせながらも、大津川は指を止めない。

「僕に女性経験がないことくらい、君は
わかってると思ってたけど」

やっぱりそうなんだ……
でも、じゃあ何で……

「もしかして、ハル、もうイキそう?」
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