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優しいヒトに虐められてます。
第7章 おねだり
顔は見えなかったが、相手が少し
驚いているのがハルに伝わった。

「わかった。でもちょっと膝が……」
彼の言葉に、ハルは下を見た。
濡れた下着をつけた股間が
彼の膝の上に載っていた。

「あっ、ご、ごめんなさい……」
慌てて腰を浮かそうとするが

「いいよ、そのままで。
ハルが最初に取った姿勢なら
きっとこれが一番いいんだよ」
「あ、ありがと……」

「気持ちはどう? リラックスできた?」
「うん……でも、なんか
リラックスする以上に、ずっと
こうしていたい……かも」
最後の「かも」は言わずもがな
ハルの照れ隠しだった。

「うん、わかった。いいよ。
じゃあ、このまま気持ちよくなれそう?」
「えっ!?」
もう十分気持ちいいですけど……
思いながらも口には出さない。

「あ……うん」
了承の意を伝える。
だってこのまま気持ちよくなれるなら
その方がもっと気持ちいいに決まってるから。
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