この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
優しいヒトに虐められてます。
第7章 おねだり
「フフッ」
閉じた瞼の向こうで、大津川の笑う声。
「やっぱり隠しちゃうよね」
パジャマをめくりあげられた時
ハルはほとんど無意識に
両胸を両手で覆い隠していた。

「だ、だって……」
手が勝手に動いちゃったんだもん……
私のせいじゃないよ……

「見せたくない?」
彼が尋ねる。
頷くことはしないが
素直に否定することもできなかった。

見せたくないわけではない。
確かに自分の両手でもすっぽりと隠せてしまう
胸に自信はないが、見せたくないのとは違う。
ただちょっと、自分から見せるということが
恥ずかしすぎてできないだけで。

「僕は見たい。すごく。
だってハルの胸だもん。かわいいに決まってる」
「っ……!……ぅ……」
そんな言い方はズルい。

「私も……イヤ……では……
ないんですけど……」
勇気を出して言ってみる。
「フフッ。わかった。
じゃあ、僕がどかしてあげるから
ゆっくり、少しずつ力を抜いていって」
ハルは頷いた。

彼の両手の指が、下から優しく
ハルのそれぞれの手首に巻かれた。
/896ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ