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優しいヒトに虐められてます。
第7章 おねだり
「きゃっ!」
大津川に突然抱きつかれ
ハルはそのままベッドの上で押し倒された。

耳元で囁いてくる。
「ありがとう。
すっごいかわいかった」
「っ……!」
頭のてっぺんから噴火を起こしそうだった。

「だから、すっごく気持ちよくしてあげる」
「は……はい……」
彼と密着した自分の身体の感覚が
どんどん鋭敏になっていくのを感じた。
何だか一線を越えてしまったような
でもとても嬉しいような、そんな感覚に
急に恥ずかしくなった。
どうしよう……
ドキドキが止まんない……

「あっ」
不意に彼が凍り付いたように固まる。
「ん……? どうか……しましたか?」
「ごめん、手ぶらで来ちゃった」
「手ぶら……」
つまり……?

「だから、直接、僕の手でもいい?」
「っ……!」
なッ! なッ!
手で直接!?
それって……もうほとんど……

「イヤ?」
さすがに正面を向いて答えることはできなかった。

でも、あなたのことだから私を心配して
急いできてくれたから忘れたんでしょ……?

そんなに私のことを想ってくれてる人になら――

ハルは横を向いたまま
小さく首を横に振った。
「イヤじゃ……ないです」

――身体を預けても、いい。
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