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優しいヒトに虐められてます。
第7章 おねだり

夜の道路を、可能な限り
速度を上げて突っ走る。
都会と違って地方は夜の9時過ぎともなれば
歩行者も車の往来も少ない。
それでもハルのマンションには30分以上
かかってからようやく到着した。
インターフォンを受け、玄関が開く。
トウキは中が暗いことに驚いた。
カーテン越しの青白い月光だけが
居間に柔らかく透過している。
トウキは玄関の内側に入りながら
開けてくれたハルに尋ねた。
「大丈夫? どうして電気点けてないの?」
「電気は……その……見られたくないので」
そう言ってハルはパジャマの裾を下に伸ばした。
暗くて気付かなかったが、ハルは
パジャマの下をはいていなかった。
「女の子がこんな格好で玄関なんて
開けちゃだめだ」
「ご……ごめんなさい」
「あ、いや……でも、本当に気を付けて」
「……はい」
速度を上げて突っ走る。
都会と違って地方は夜の9時過ぎともなれば
歩行者も車の往来も少ない。
それでもハルのマンションには30分以上
かかってからようやく到着した。
インターフォンを受け、玄関が開く。
トウキは中が暗いことに驚いた。
カーテン越しの青白い月光だけが
居間に柔らかく透過している。
トウキは玄関の内側に入りながら
開けてくれたハルに尋ねた。
「大丈夫? どうして電気点けてないの?」
「電気は……その……見られたくないので」
そう言ってハルはパジャマの裾を下に伸ばした。
暗くて気付かなかったが、ハルは
パジャマの下をはいていなかった。
「女の子がこんな格好で玄関なんて
開けちゃだめだ」
「ご……ごめんなさい」
「あ、いや……でも、本当に気を付けて」
「……はい」

