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優しいヒトに虐められてます。
第7章 おねだり

「本当にごめんなさい……
だから……許して……ください……
あと3時間も耐えるのは……
辛いです……」
トウキは言葉を失った。
パソコンを操作し、バングルから送られてきた
データを確認する。
現在はピンク色に染まっている。
灰色や黒っぽい色は
含まれていないように思われる。
だが、それは関係ない。
ハルが許しを請う理由なんてどこにもない。
対等な立場なのだから、望みがあるなら
はっきり言えばいい。
ハルは、何か勘違いしている。
でも、勘違いしていること自体はハルの罪ではない。
トウキがハルに勘違いさせた。
トウキの罪だ。
「すぐ行く」
トウキはそれだけ告げて車のキーを取った。
だから……許して……ください……
あと3時間も耐えるのは……
辛いです……」
トウキは言葉を失った。
パソコンを操作し、バングルから送られてきた
データを確認する。
現在はピンク色に染まっている。
灰色や黒っぽい色は
含まれていないように思われる。
だが、それは関係ない。
ハルが許しを請う理由なんてどこにもない。
対等な立場なのだから、望みがあるなら
はっきり言えばいい。
ハルは、何か勘違いしている。
でも、勘違いしていること自体はハルの罪ではない。
トウキがハルに勘違いさせた。
トウキの罪だ。
「すぐ行く」
トウキはそれだけ告げて車のキーを取った。

