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王子様は、きらきら星の住人
第1章 壊れたきらきら星
ステージで、透太がピアノを弾いていた。
真理子の金切り声の迫力に皆注目して、彼の行動に気づいていないようだった。
真由は、吸い寄せられるように、ステージの階段を登り、彼の後ろ姿へ向かって手を伸ばす。
その瞬間、母の叫びが真由の動きを止めた。
「真由ーー!アバズレの息子に近づくんじゃありませんーー!
この女の血を引いてる息子もねぇ、ろくなもんじゃないのよーー!」
(お母さん……さっきから何を言ってるの?とーた君のママとお父さんがネタ……とか……
アバズレ……とか……全然わからないよ……
とーた君の何がいけないの?私はお母さんも、お父さんも、とーた君の事も大好きなのに……どうして……こんな事になってるの?)
透太は、演奏を止めなかった。
真由と一緒に弾いたキラキラ星なのに、今は何故だろうか、もの悲しい響きに思えるのはーー
真理子の金切り声の迫力に皆注目して、彼の行動に気づいていないようだった。
真由は、吸い寄せられるように、ステージの階段を登り、彼の後ろ姿へ向かって手を伸ばす。
その瞬間、母の叫びが真由の動きを止めた。
「真由ーー!アバズレの息子に近づくんじゃありませんーー!
この女の血を引いてる息子もねぇ、ろくなもんじゃないのよーー!」
(お母さん……さっきから何を言ってるの?とーた君のママとお父さんがネタ……とか……
アバズレ……とか……全然わからないよ……
とーた君の何がいけないの?私はお母さんも、お父さんも、とーた君の事も大好きなのに……どうして……こんな事になってるの?)
透太は、演奏を止めなかった。
真由と一緒に弾いたキラキラ星なのに、今は何故だろうか、もの悲しい響きに思えるのはーー

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