この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
熱・愛・契約~熱・愛・事変
第3章 混・乱・事変
「堺さんっ」
しのが駆け寄り、手を差しのべようとした時、堺は膝を強打した痛みを堪えながらなんとか笑顔を作り顔を上げた。
「ほ、本当に大丈夫だから……き、君ももう寝なさい……では、ぼ、ぼ僕は今度こそ帰」
一際明るい稲光がしのの白い頬とパジャマの襟から覗く肌を照らし、綺麗だと思った時、恐らく堺が今までの人生の中で一番大きいであろう落雷の音がマンションを揺らし、堺は白目を剥いて叫んだ。
後頭部に鈍い痛みを覚え、視界が暗くなり、しのが何回か呼んだような気がするが、堺はマンションの外の廊下で気を失ってしまった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


