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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第8章 愛の巣
柔らかい小さな手が後頭部と耳の後ろ側をゆっくりと行き来すると、ゾワゾワ寒気が背中から立ち昇ると同時に、昨夜はこの可愛らしい手が自分の熱く猛った物を握り、快感を煽ったのだ、という事を思い出し、途端に息苦しい程の欲望が喉元までせり上がって来る。
そういえば、彼女との初めての後、もう一度ベッドで繋がる筈だったのが、小百合の登場で叶わなかったのだ。
ベッドへ倒れ込んだ際にめくれ上がったスカートから白く柔らかい太股が覗いていて、堺は思わず手を伸ばし、まさぐった。
しのは驚いたように目を丸くし、頬を染めて堺を睨むと、小さく呟く。
「もう……っ堺さんのエッチ」
「ーー!わわわわわっごめん!ついっ!」
「ついーーとか、堺さんってそういうのばっかりね」
「本当ごめん!嫌ならしないからーー」
太股から手を離し、身体を起こして離れようとする彼の首にしのは素早く腕を廻した。
「嫌じゃない……から……」

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