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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第6章 身体が先か、恋が先か――
「か、隠れてないしっ」
「ご、ごめんっ」
「だから!謝るなんて最低って言ったでしょ!」
「わっわわわわ――しのっ……っ」
胸を拳で叩こうとするしのは勢い余って彼を押し倒す体勢になってしまった。
「いっ……!」
床に頭をぶつけ目を白黒する堺に馬乗りになるしのは、キツい目元を更に鋭くして彼を見下ろすと、隆々と勃つ獣の根本を握る。
堺は弾かれたように身体を震わせた。
「ねえ……これは何なのよ!」
柔らかく手の中で包んだかと思えば力を加えてまた離したり――絶妙な加減で弄ばれ、堺は顔を歪めて呻く。
「な……なにって……うっ……!」
「私は怒ってるの!なのに……貴方はここをまたこんな風にして……サイテー!」

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