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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第6章 身体が先か、恋が先か――
「……何をしようとしたんですか」
しのの声は上擦っていた。冷静になった筈の彼女の胸は烈しく早鐘を打って、頬には赤みが差していた。
――まさか、私を抱き締めようとしてた?何故?一度犯したらもう用は無いんじゃないの?……誘ったのは私からだから……だから、彼が私に気持ちが無いとしてもそれは仕方がない、て自分に言い聞かせてるのに……だから、半端に私に構わないで……!
「ご、ごめん、謝ろうと思って」
「何に謝るの?勢いでセックスした事に?」
しのの声が尖っている。堺は「ひっ」と悲鳴をあげて頭を両手で庇うが、それを見たしのは逆上してしまう。
「何よその格好!私が殴ったりするとでも?」
――いや、さっき確かに殴ったし、首も絞めたわね、と頭の中を掠めたが、しのは冷静とはほど遠く取り乱していた。
しのの声は上擦っていた。冷静になった筈の彼女の胸は烈しく早鐘を打って、頬には赤みが差していた。
――まさか、私を抱き締めようとしてた?何故?一度犯したらもう用は無いんじゃないの?……誘ったのは私からだから……だから、彼が私に気持ちが無いとしてもそれは仕方がない、て自分に言い聞かせてるのに……だから、半端に私に構わないで……!
「ご、ごめん、謝ろうと思って」
「何に謝るの?勢いでセックスした事に?」
しのの声が尖っている。堺は「ひっ」と悲鳴をあげて頭を両手で庇うが、それを見たしのは逆上してしまう。
「何よその格好!私が殴ったりするとでも?」
――いや、さっき確かに殴ったし、首も絞めたわね、と頭の中を掠めたが、しのは冷静とはほど遠く取り乱していた。

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