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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第6章 身体が先か、恋が先か――
しのは、堺の苦しそうな顔を見て一瞬締める力を弱めたが、脚の間がツキン、と痛み、悲しさと怒りがこみ上げ、再び強く首を締めた。
堺は目を白黒させて「ぴっ……」と奇妙な声を上げ、悶絶する。しのはそんな彼に益々憤る。
――何よ……私を抱いて楽しんだ癖に……私を可愛いって言った癖に……何のフォローも甘い言葉も無いの?そりゃあ……私から誘ったかも知れないけど……何か言ってくれてもいいじゃない!
「ぐがっもがっしぼっちょっ――」
しのの大きな瞳から、ボロボロと涙が溢れ、堺は息苦しさに悶えながら慌てる。
まあ、堺が何か言おうにも、きつく首を絞められているのでまともに喋れないのだが。

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