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契約的束縛ー羞恥公開調教
第24章 男達の心と覚悟

「すみません、詳しい説明でしたら後ほどします‥
後、本郷さん達は、美波を連れて下に戻って下さい‥
私は少し1人になりたい・・・」
「仁科っっ!!」
俺が止める間も無く、仁科は屋根から下に簡単に飛び降りてしまった。
まるで今は、何も聞きたく無い言いたく無い、そんな仁科の意志の表れ。
「・・美波、とりあえず下に戻ろう」
ずっと浮かない顔をしている美波。
連れて戻ろうと、美波を捕まえようとした瞬間、美波が動いた。
「・・・ごめんなさい本郷さん、やっぱり仁科さんが、心配ですから!」
「なっ!?
美波っっ!!」
美波まで、屋根から!?
「・・・なっ!?」
仁科と違い、ふわっと‥‥重力など関係無いような、美波のゆっくりとした下り方。
大量の風船でも持った子供みたいなスローな降下をし、地面に着地した途端に走り出した。
「どう、なっているんだ・・・」
「本郷さん、俺に聞かれても・・・」
宮野も俺と同じく、仁科と美波の行動を信じられなく見詰めていただけ。
誰が信じられるか?
人がこの高さから何の衝撃も無く下りたり、重力に逆らうような下り方など。
とてもじゃないが、他人に言っても信じて貰えない、それくらいの自覚はある・・・・・

