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契約的束縛ー羞恥公開調教
第24章 男達の心と覚悟

「・・・
居るのは分かっていますよ、出て来たらどうですか?
本郷さん、宮野・・・」
「あっ・・・・・」
どうやら隠れていた事が、バレていたらしい。
あっと言った後、押し黙った美波と共に居る仁科の前に、宮野を引っ張り、俺は屋根の上に姿を出した。
「仁科、今の話は‥‥」
「・・・聞いていた通りです‥
可能性的に一番高い、東条海里が発砲したらしい事‥
ルークに暗殺命令を出した事‥
全て私の独断です、ですが今は一刻も早く東条海里を抑えた方が良い、そう私が判断しました」
俺の前に立つ仁科は、何時もよりキツい目をしているが、握る拳それは震える程に白く、力強く握り締めていて。
どれだけの思いで、あんな事を言ったのか、鈍い俺でさえ分かってしまう。
「打たれたのが主催の可能性は‥‥」
「・・半々・・
ルークは気付かれないように、東条海里から少し距離を取っていたと思います‥
多分それもを含めて後で連絡はあるかと、ああ言ってしまった以上、私は連絡を待つしかありません」
「そうか‥‥
もしかしたら、主催の方から連絡があるかも知れん‥
下に戻るか・・・」
聞きたい事は山とあるが、今は謎の発砲の後を待つ事が一番重要。
俺はそう判断する。

