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契約的束縛ー羞恥公開調教
第24章 男達の心と覚悟



「仁科さんって、髪を上げると本当に日本人離れしますよね?」


「ハーフですから‥
どちらかと言えばヨーロッパ、ドイツ系の血の方が強いんですよ私は‥
黒髪黒目でなければ、ハーフだと分からない程に‥」


「ドイツ系‥‥」


「ええ、本部遺跡もドイツにあります‥
とはいえ山の中で何も無い場所、ですが遺跡の上に城はありますよ、そこも拠点ですが‥」


ドイツは冷戦なんかやっていたから、本部遺跡は意外に人が殆どやって来ない僻地。
敢えて私有地として、近付けさせないとも言うが、全てに於いてCross selsには都合が良い場所。



「お城‥‥
日本の城って、みんな同じく見えるし、外国の城の方が興味があるかも‥」


「内装は豪華でも、石の塊と私は思いますが‥
美波にその様な興味があるんでしたら、ヨーロッパの城巡りも悪く無いです」


美波と一緒ならば、本部遺跡ですら、居心地の良い場所になるのではないか?
そんな考えまで起きてしまう、本当に私は美波には弱い・・





髪を乾かし終え、私はまた夜空を見上げる。
少ない星でも、何かは読み取れる筈。



「・・あっ流れ星・・」


「・・・・・えっ!?」


今のは‥‥赤い流れ星。
それは、不吉な流れ。


多少の星読みくらい私にも出来る、昔から存在する技の1つに入るから。
こうして私が見ている時に赤い星が落ちた、それに重要な意味がある!



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