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契約的束縛ー羞恥公開調教
第24章 男達の心と覚悟

「そう、ですね‥‥
美波と一緒でしたら、私は仁科悠人で居られると思います、例えどんな形でも‥‥」
「仁科さん‥‥」
「・・風が出て来ましたね・・」
「・・・あっ・・・」
美波の腕を引き、美波の躰を軽々と持ち上げて私の前に座らせた。
「風除けくらいにはなりますよ?
ああ、それ以前に風を退ければ良い話ですか‥」
「力を使っても??」
「もう問題はありませんよ美波」
私と美波の場所だけの風を退ける程度の力は、力を使う内には入らない。
ついでだから、少し美波に力の使い方を教えるべき、今後の為にも。
「この際ですから、少し力の制御を覚えますか?」
「うーん、上手く出来るかな?」
「感覚ですので‥
私に合わせて下さい」
そっと美波の手に私の手を重ね、感覚を、力を、少しずつ共鳴させて行く。
「そう‥‥
先ずは、私が一番得意としている風です」
「・・・・・」
風の力の感覚とイメージを美波に送れば、美波がそのイメージに合わせて、小さいながらも力を使う。
「小さな竜巻ですか‥」
「こんな感じ??」
「そこから大きく出来ますか?」
「えっ‥‥と‥‥」
考え悩みながらも、小型の竜巻は少しずつ大きくなり庭を通って、そして消えた。
やはり適応力が高い。

