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契約的束縛ー羞恥公開調教
第24章 男達の心と覚悟

それすらも忘れ、眠らされて居たとはいえ、ずっと本部遺跡内。
人間は駒か餌、私はそんな感覚しか無くなってしまった。
「そう、正確に言えばルークが発端です‥
賢人夫婦の子でしたから、小さな時から本部に居ました‥
あの頃の私は、後ろをくっ付いて来るルークが鬱陶しくて‥‥でも何時からでしょう、一緒に居るのが嫌ではなくなったんですよ」
盟主の私を怖がらない、小さな子供。
ずっと鬱陶しいと思いながらも、知らず一緒に居るのが当たり前になり、私の側に居るのが当然になっていた。
「好きなんですねルークさんを‥‥」
「言いたい事を言える、唯一の相手でしたから‥
本当の事を言えば、ルークを日本に連れて来たのは私の方です‥
ルークも当たり前のように付いて来ましたし、それでバックアップに回る事になったが経緯‥
だから、美波にもルークを知っておいて欲しかったんです」
不測の事態が起これば、ルークが動く。
幾ら力があっても、私は万能では無い。
何かの為に美波をルークに引き合わせておく、これもルークに此処に顔を出せと言った、私の目的の1つ。
美波を完全に守る為にはルークは必要、私はそう判断した。
「でも、ルークさん困っていたよね?」
「捕獲は守備範囲外でしょうから‥
ルークの専門は暗殺の方、繋ぎと暗躍と暗殺の賢人、それがルーク・ガルシア・・本人は私の為と言っていますがね」

