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恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~
第16章 白日の下
「神依様は淡島一、巫女として突出した才覚と高潔な精神をお持ちになるお方だ──その一の巫女に何故、私がいちいち“格下”の巫女の話をせねばならぬと言うのです!! ──俺は、俺が彼女に相応しいと思うものしか与えない! たとえその信念が俺を傷付けたとしても──常温で腐ってただ緩やかに死に向かっていくだけの生よりましだ! 大兄も、お前達も──本当は分かっているだろう!!」
「み……禊──」
「……」
 その神依の声は、また合図でもあった。
 大兄は度の過ぎた怒りにもはや声を荒げることもせず、目だけで背後の禊達に指示を送る。
 それで幾人かの“禊”が神依に手を伸ばし、その身を捕らえようとするのだがそれは叶わない。禊は神依を家の方に押し遣ると、その伸びてきた手を掴み、間髪入れず半円を描くように軸足で地を抉り、身を翻しては別の“禊”の群れに叩き付けるようにして押し伏せていく。
 禊が磨いてきたのは、知識だけではなかった。むしろそれだけであったなら、一の座まで上り詰めることはできなかった。
 その光景は本当に……見せ物のように完璧だった。孤軍奮闘する禊も、襲い掛かる悪漢も。
 あらかじめ互いに何度も立ち回りを確認して練習してきたかのように、いっそ小気味いい程の活劇だったのだが──
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