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恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~
第13章 月の剣
「神性を失ったお前達淡島の巫女など、もはや男神のための遊女(あそびめ)に過ぎぬ……中でもお前のような牝犬には、特にそれに相応しき姿がある」
「何……を……」
「……這いつくばって男の股ぐらに顔を埋め、尻でも振りながら男茎(おはせ)を貪りその精を啜れ……それがお前には最も似合いだ。その小生意気な唇も、舌も、喉も、物を食うより男柱(おはしら)を吸う方が多いものにしてやる」
「……っ……」
神依は、聞き慣れない単語に月読の言う全てを理解することができなかったが、言葉の流れから「行為」そのものは何となく察しがついて首を横に振った。
 それが正しいかどうか分からない。男に取ってどんな意味や刺激があるのか、想像もつかないが……この神の場合は、女を貶め、屈服させ、服従させて悦に浸る、ただそれだけの行為のように思えた。
 脳裏に、昨晩目の当たりにした──禊の雄が甦る。涎のような精を湛えた剛直は媚薬を吸った身にはとても魅惑的な像を結び、神依は知らず知らず内股を擦り合わせた。月読に貶されたように、自分の肉体の淫らさは本物なのかもしれない。あれに舌を這わせたら、女の身の内には何が沸き上がるのだろう。
 しかし意識はその行為を拒否していて──
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