この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~
第11章 連理
 見間違いかと手を動かせば、それは細い細い光の筋となって揺らぎ存在をあらわにする。その光の糸は臍の尾のようにくるくるとして空中を漂い、手に合わせてその動きを収束させた。
 光の加減か、その糸の末は空気に混じって見えなかったが……。
 「……伍名様……これは?」
それを問う神依の眼差しもまたその見えない糸を追い、神依自身の手をその瞳に映していた。腹の上で、心の残滓を抱いた手。
 伍名は神依のその手に自らの手を重ね、優しく腹を撫でさせる。
 「それが、縁というものだ。……禊。その指は、人の世では心の臓に繋がる指だと言われている」
「……心臓に?」
「そう、心に。……お前のそれはまだ間違いなく、神依のものと繋がっている。だから何も……恐れることはない。そしてやはり、諦めることはないんだよ。お前が一人の男として立ち上がるなら……御令孫かて、一人の男としてお前の正面に立ちはだかってくれるだろう」
「……」
「……これが今日まで耐えたお前に与えられる、私と猿彦のせめてもの慈悲だ。だから去るか残るか、お前が自分で選びなさい。……神依に朱印を刻みたい。先に申した通り、その操は守ろう。それでも……手伝ってくれるかい?」
「……」
/1229ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ