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恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~
第11章 連理
童を見れば、童もやはりうつむいていた。膝の上で小さな拳を固く握り、……痛々しい表情で。
「み……禊。……童」
「……」
それでも精一杯……呼び掛けてはみるものの、その声は思った以上に萎縮していて、逆効果だった気がした。禊も童も何も答えてくれない。
室内の沈黙に、もう虫の声すら神依に応えてはくれなかった。深い夜の時間になっているようだった。
「……っ」
そのさ中、神依は自身の体の異変に気付く。
「っ……ぁ、……?」
じわじわと体に熱が帯びてくる。それに比例するように体の力が抜けて、極細の糸を這わせられているかのように全身の皮膚がむず痒くなった。
「ん……ッ」
それを癒したくて自ら体に触れれば、夢心地のような快感が走る。
「……」
徐々に艶っぽさを増す息遣いと衣擦れの音に、伍名が立ち上がり神依の背後に回る。そのまま膝に抱けば、神依はまだ残る理性でそれを拒むように身をよじったが、望んだ程に体は動かなかった。
「伍名様……、私……」
「少々強い薬だからね。それを恥じることはない」
「でも……、ぅう」
そうは言われても羞恥は募る。神依はぎゅっと目を閉じて、顔を隠すように伍名の胸に顔を埋めた。
「み……禊。……童」
「……」
それでも精一杯……呼び掛けてはみるものの、その声は思った以上に萎縮していて、逆効果だった気がした。禊も童も何も答えてくれない。
室内の沈黙に、もう虫の声すら神依に応えてはくれなかった。深い夜の時間になっているようだった。
「……っ」
そのさ中、神依は自身の体の異変に気付く。
「っ……ぁ、……?」
じわじわと体に熱が帯びてくる。それに比例するように体の力が抜けて、極細の糸を這わせられているかのように全身の皮膚がむず痒くなった。
「ん……ッ」
それを癒したくて自ら体に触れれば、夢心地のような快感が走る。
「……」
徐々に艶っぽさを増す息遣いと衣擦れの音に、伍名が立ち上がり神依の背後に回る。そのまま膝に抱けば、神依はまだ残る理性でそれを拒むように身をよじったが、望んだ程に体は動かなかった。
「伍名様……、私……」
「少々強い薬だからね。それを恥じることはない」
「でも……、ぅう」
そうは言われても羞恥は募る。神依はぎゅっと目を閉じて、顔を隠すように伍名の胸に顔を埋めた。

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